新作のご案内

徳斎からのお知らせ

数量限定製作の為、品切れの場合がございますのでご了承ください。*翌年の帛紗につきましては、9月ごろにご案内を予定しております。年内に納品をご要望の方は、10月末日までにご予約いただきたく宜しくお願いいたします。

写真ではお色目が異なることがありますのでお含みおき願います。

令和5年

御題帛紗「

まつたけうめ の三つの植物を指す画題は宋代より中国の文人画で大層好まれ「歳寒三友」と呼ばれています。日本でも神々が宿るという常緑の松、しなやかにまっすぐ伸びる竹、寒中に最初に花を咲かせる梅が、お目出たい象徴として平安時代から現れ、 松竹梅しょうちくばい として今もなお好まれています。
その三友を古清水風の色合いで末廣に友禅染めと致しました。
人々が末永く心穏やかに過ごせますように願いを込めて。

記/北村徳齋

※現在、塩瀬帛紗の製造が大変制限されております。数量がかなり限定となりますのでなにとぞご理解下さいませ。
※一枚ずつ手で染めている為、多少の違いがございます。ご了承くださいませ。

  • 一、枇杷(びわ)

  • 二、朱鷺(とき)

  • 三、淡水(うすみず)

  • 四、唐衣(からころも)

  • 五、銀白(ぎんぱく)

六、双葉(ふたば)

※本店店頭(ご来店)のみで販売の限定色。ご来店は事前予約をお願い致します。(売り切れの場合はご容赦下さいませ。)

干支帛紗「

「祥波白兎静寂裂」(しょうははくとしじまぎれ)
古来より白うさぎはきわめて瑞兆、めでたきものとして”白兎は寿千年”と称えられてきました。兎を文様とする名物裂も多くあります。また仏教では仏陀の身代わりとなった功徳により兎を月に昇らせたといわれます。
源長常筆の「月兎漕舟図」を題材に、静寂に三日月を漕ぐ白兎を紹紦織りで表現しました。

記/北村徳齋

月海上に浮かんでは 兎も波を はし るか 面白の島の景色や

謡曲『竹生島』


  • 一、茜(あかね)

  • 二、月光(げっこう)

  • 三、松風(まつかぜ)

  • 四、砧青磁(きぬたせいじ)

  • 五、白珊瑚(しろさんご)

  • 六、御所染(ごしょぞめ)

七、静寂(しじま)

※本店店頭(ご来店)のみで販売の限定色。ご来店は事前予約をお願い致します。(売り切れの場合はご容赦下さいませ。)

新年扇「

女子用(三種)五寸

  • 一、枇杷(びわ)
  • ニ、淡水(うすみず)
  • 三、唐衣(からころも)

男子用(一種)六寸

  • 四、銀白(ぎんぱく)
新年扇「友」

令和4年

御題帛紗「

窓は建物には必要な生活装置であり、採光や日照・換気・展望を目的とした陰翳空間を作り出しています。また開け閉めすることにより、音の遮断、暑さ寒さの回避、雨風をしのぐことも可能にしています。「まど」は「間戸・間処」が語源だそうです。
日本には古来より、四角い形の連子窓や蔀戸(しとみど)が存在しましたが、鎌倉時代以降の禅宗の影響から、寺院建築の火頭窓(花頭窓)が大陸から伝来しました。茶室や数寄屋造りにも自由な形式の窓が現れ、様々な意匠が見られます。
来る年に希望を託し、障子の丸窓から明るい光が射し込む様(さま)を友禅に染めました。

記/北村徳齋

※現在、塩瀬帛紗の製造が大変制限されております。数量がかなり限定となりますのでなにとぞご理解下さいませ。
※一枚ずつ手で染めている為、多少の違いがございます。ご了承くださいませ。

  • 一、東雲(しののめ)

  • 二、青竹(あおたけ)

  • 三、黄蘗(きはだ)

  • 四、鶯(うぐいす)

  • 五、壺中(こちゅう)

  • 六、薄紅藤(うすべにふじ)

七、曙(あけぼの)

※本店店頭(ご来店)のみで販売の限定色。ご来店は事前予約をお願い致します。(売り切れの場合はご容赦下さいませ。)

干支帛紗「

「蜀巴虎渓四君子文」(しょうはこけいしくんしもん)
虎は千里を往き千里を還り、颯爽と走る姿は風の象徴とされました。故に同じく風の象徴とされる竹と組み合わされたり、勇猛な姿は武家にも好まれ、雲を呼ぶ龍と共にモチーフとして多様化されてきました。
花喰い鳥さながら蘭と菊をくわえ勇壮に動く愛嬌ある虎に、梅と竹を添え四君子文として紹巴織りに仕立てました。

記/北村徳齋

虎に乗り 古屋を越えて 青淵に 鮫龍捕り来む 剣太刀もが

境部王(さかいべのおおきみ)万葉集 巻十六


  • 一、唐紅(からくれない)

  • 二、黄金(こがね)

  • 三、鐵(てつ)

  • 四、瑠璃(るり)

  • 五、砥の粉(とのこ)

  • 六、牡丹鼠(ぼたんねず)

七、菖蒲(しょうぶ)

※本店店頭(ご来店)のみで販売の限定色。ご来店は事前予約をお願い致します。(売り切れの場合はご容赦下さいませ。)

新年扇「

女子用(三種)五寸

  • 一、東雲(しののめ)
  • ニ、青竹(あおたけ)
  • 三、薄紅藤(うすべにふじ)

男子用(一種)六寸

  • 四、壺中(こちゅう)
新年扇「窓」

※丸窓は金色で描かれています。

十二支 塩瀬帛紗

これまでご要望を多くいただいておりました干支柄の帛紗をお作りしました。
共色(ともいろ)で染めた干支が地模様のように見え、裏側にもわずかに柄がのぞいています。
ご自身の干支や、向かい干支は守り神になるともいいます。お手元でお楽しみ下さい。
※「十二支帛紗」は定番でご用意していく予定ですが、お色目により売り切れになる場合もございますのでご容赦下さいませ。
また複数枚ご入用の場合は少々お待ちいただくことがございますのでお早めのご注文をお願い致します。(15枚より、ご要望のお色目でもお作り致しますのでお問合せ下さい。)

「卯」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 一、朱(しゅ)

  • 二、萱草(かぞう)

  • 三、丁子(ちょうじ)

  • 四、紅梅(こうばい)

  • 五、新橋(しんばし)

  • 六、薄紫(うすむらさき)

「寅」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 一、深紫(ふかむらさき)

  • 二、橙(だいだい)

  • 三、萱草(かぞう)

  • 四、利休茶(りきゅうちゃ)

  • 五、明藤(あけふじ)

  • 六、青磁(せいじ)

「丑」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 一、古代紫(こだいむらさき)

  • 二、朱(しゅ)

  • 三、萱草(かぞう)

  • 四、若苗(わかなえ)

  • 五、利休白茶(りきゅうしらちゃ)

  • 六、深桃(こきもも)

「子」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 一、黄櫨染(こうろぜん)

  • 二、はまなす

  • 三、桑染(くわぞめ)

  • 四、萱草(かぞう)

  • 五、藍利休(あいりきゅう)

  • 六、鳩羽紫(はとばむらさき)

「亥」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 萱草(かぞう)

  • 藤(ふじ)

「戌」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 萱草(かぞう)

  • 薄蘇芳(うすすおう)

「酉」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 萱草(かぞう)

  • 薄若(うすわか)

「申」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 萱草(かぞう)

  • 錆青磁(さびせいじ)

「未」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 萱草(かぞう)

  • 白群(びゃくぐん)

「午」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 萱草(かぞう)

  • 錆朱(さびしゅ)

「巳」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 萱草(かぞう)

  • 鴇(とき)

「辰」

※生地拡大・・・実物は地色とほぼ同色。地模様のある無地帛紗のように見えます

  • 萱草(かぞう)

  • 滅紫(めっし)

実物と掲載写真とは色に違いがある場合がございますので、ご了承くださいませ。
[お問い合わせ]

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